舞台 幽遊白書@ももちパレス 2019.9.10
生まれて初めて、生の2.5次元舞台に行ってきました。今までLvや円盤で鑑賞したことはありましたが、生は初めて。なんなら商業舞台も初めて。行くきっかけになったのは
- 以前から舞台を一度見てみたかった
- 会場が自宅や職場からアクセスしやすい場所だった
- 原作を知っていた(知らない人のほうが少ないと思うが…)
- 友人から誘われた
が主な理由です。俳優さんのお名前は2~3人しか存じあげなかったし、原作も好きだけど二次創作をしたり、このキャラがめちゃくちゃ好き!!推し!!!というテンションではなかったので、純粋に舞台を楽しみに出来てよかったです。
会場のももちパレスといえば、大ホールがあったのは知らなかったんですが、昔から個人主催レベルの同人イベントや貸し会議室などでお世話になっておりました。お世辞にも綺麗とは言えない建物で、開演前に友人と「こんなところにあんな豪華な面々をお呼びして申し訳ねぇな…」という話をしました。中は古いながらもちゃんとホールしてて(古いけど…)ちょっと安心した。
※以下、多少のネタバレを含むのでご注意。
ネタバレたたむ前に、ももちパレス近くでおすすめのスープカレー屋の紹介しておきますね! 地下鉄「藤崎駅」から歩いて2分ほどの小さなお店『KATZ』さん
カウンターのみの隠れ家みたいなお店です。丁寧に作られた美味しいスープカレーが食べられます。お酒やおつまみも置いてますが、1カレーオーダー制なのでお気をつけ下さい。随分久しぶりに行ったけど、もう行きたい。
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開演と同時に、聞き馴染みのあるあのオープニングテーマが。ひとりひとりのキャラクターの殺陣が、まるでアニメのOPみたいでめちゃくちゃかっこよかったです。最初の刺激でもあるからか、ここの印象がとっても強くて鳥肌たった。
私は舞台はほとんど見ないので、舞台特有の「見立て」って言うんでしょうか、おおよそアニメーション等でしか表現できないだろうなあという動きなどを、いろんなものを使って見せるやり方がとても新鮮に目に写って楽しかったです。最近はプロジェクションマッピングのように、映像も使って更に表現の幅が広がったんでしょうか。場面場面でセットを組み替えたり、照明で視線を誘導したり…いや、舞台見慣れている人にはわりと普通の演出なのかもしれないですけど!
今回は幽助たち4人が出会うまでの話が主で、それをコエンマが振り返りながら進んでいく、という構成だったので、要所要所でコエンマが登場します。それがかなりコメディタッチというか、舞台の中盤からはコエンマが登場するだけで会場に笑いが起きるほど。ストーリー上の見せ場はありませんでしたが、美味しい役どころだったんじゃないでしょうか。コエンマ以外でも、ちょこちょこ笑いのおこるシーンがあって楽しかったです。
私は4人の中では桑原が一番好きなので、カッコいいシーンも面白いシーンも見られてよかったんですが、序盤なので霊剣を作るまで至らなかったことが心残り。続編に期待です。今のままだと、ただの霊感が強い中学生ですからね……。女の子ではぼたんちゃんがすごく可愛かったです!みんな可愛かったんだけど、特に原作そのまんまといった感じで、喋りもアニメのぼたんちゃんぽい感じでした。2.5舞台の方は寄せてくれたり、でも寄せすぎるとただの真似になっちゃうから難しいと思うんですけど、それでも原作ファンの方に寄り添ってくださってるんだなあっていうのを感じました。温子さんも素敵だった……。
続編もう決定してるのか?って終わり方だったので、また地元で公演しれくれたら行きたいです。チケット取れたらね…。
初舞台を経験したわけですが、やっぱりなんでも「生」の情報量は違うなあと。絵画や音楽にも共通することですが、モニター越しではわからないものが得られるなあと感動しました。とはいえ時間と資産に上限があるので、私の中の優先順位に変更は起こらなかったんですけど、それでも機会があればまた見たいと思いました。劇場ごとの違いも気になるよね。近くには博多座もあるしね…キャナルシティ劇場もあるもんな……