きらきらEvery(仮)

書き留めたいことを書く

クラウドファンディングは「支援」であるということ

少年ハリウッドJAPANツアー、地方の入りはそこそこのようでしたが、池袋では急遽追加公演が決定するなど、盛況に終わったようでおめでとうございます。

今日はそんな少年ハリウッドが新しく発表したクラウドファンディングの話。私が思っていることを書きます。

 

今回はJAPANツアーでも一部公開された、「少年ハリウッド-HOLLY STAGE FOR 51-」の朗読データ(全7話/約126分)がDLできる配信コード付きカードがリターンとして設定されています。価格は送料など含め23,480円。現在、8/15までの期間限定で別途特典がつくコースもありますが、価格は一緒です。

どうですか? 高いと思いますか? 妥当だと思いますか? 安いと思いますか?

個人的には、最近支出が続いているのでちょっときつい金額です。(私が石油王ならいっぱい買って色んな人に配れるのになあ、と、クラファンがあるたびに思います)

 でもこれはデータの「販売」ではなくて、あくまでもクラウドファンディングの「リターン」なので、そんなものかなあと思うし、月が明けたら申し込む予定です。もちろんもっと安かったら嬉しいなあという気持ちもあります。約2時間の音声だとすると、販売されているものなら6,000円程度が市場価格だと思いませんか?(1枚60分、3,000円だとして)なので、今回の価格に対して「高い」という人の気持ちも分かります。逆に、「制作コストと予想売上数を考えれば妥当、安いくらい」という意見も理解します。

いろんな意見がある中で、私がずっと思っているのは『少年ハリウッドファンの分母がもっと増えたらいいのに』ということです。

別ジャンルの話になりますが、応援上映が話題になった『KING OF PRISM』(以下キンプリ)では、当初劇場版を作成するにあたり、プロデューサーが「1000人が10回見たくなる映画です」と会社の偉い人に訴え、結果2回の劇場公開を経て、ついに今年TVシリーズの製作まで繋がりました。

社長に「1000人が10回観たくなる作品です」と訴えた――『キンプリ』西Pに訊く 

https://ascii.jp/elem/000/001/132/1132601/

 1000人が10回観ただけなら、次回作やTVシリーズの製作は難しかったでしょう。ここまで大きくなったのはやはり、「ファンの人数が増えたこと」に尽きると思います。

私は前々より、1000人のファンが10万円を出せるコンテンツより、10万人のファンが1000円を出して、なおかつその中に10万円も出せるようなコアファンがいるコンテンツのほうが強いと思っています。お金の話ばっかりしてごめんね。でも本当は、ファンが制作費の心配をしないでいられるのが、とても正常な状態だと思います。

それでも支援したい、作品に尽くしたい、と思うのは、ひとえに『少年ハリウッド』という作品が好きだからです。『少年ハリウッド』というグループが好きだから。今は私達の支援が必要な少年ハリウッドが、いつかたくさんの人に知ってもらって、私達が「支援者」「営業部長」から「消費者」になれたらいいなあと思っています。それまでは頑張って未来に繋ぐぞ、というお気持ち。

ところでリターンなし、もしくはストレッチゴール到達時のみリターンありなどで、500円~1,000円くらいのコースを設けてほしいです。上記のコースに申し込んだ人もちまちま支援できるし、新しくファンになってくれた方や、ちょっとだけでも支援したい人にちょうどいいと思うんだけどな。リターンはストレッチゴールで見ることができる「少年ハリウッドキービジュアル2020」の高画質版DL権などいかがですか? これならコストもあんまりかからないだろうし。門外漢の浅知恵かもですが…