きらきらEvery(仮)

書き留めたいことを書く

アイドリッシュセブン2nd LIVE『REUNION』 は現実と溶け合った

アイドリッシュセブン2nd LIVE「REUNION」参戦してきました。1日目は現地、2日目はLVです。今回は初参戦の『ŹOOĻ』というユニットについて書きます。おそらく3万人くらい同じような文章書いてると思います。

ŹOOĻはゲーム本編の3部(現在は4部を配信中)で登場したユニットなのですが、今まで登場したのが、「いけすかないライバルだと思ったらめちゃくちゃプロ意識の高い熱いユニットだった」(TRIGGER)、「怖い先輩かと思ったらめちゃくちゃ面倒見が良い王者だった」(Re:vale)と、初期段階から好印象だったユニットだったのに対し、ŹOOĻはヒールとして登場して、他の3ユニットを窮地に陥れます。現在配信中の4部や、その幕間に発表されたŹOOĻ過去編で少しずつ、彼らの今までの挫折や苦悩が描かれ、彼らの心情にも変化の兆しが見え始めたとはいえ、彼らのしてきたことが帳消しになるわけではなく、初期印象も相まって、2ndLIVEに参戦が決まったときは否定的な反応を示される方もいました。

もちろん、ŹOOĻのファンの方もいるので、参戦に喜びと、そして不安を抱えていたんじゃないかな、と思います。

私はといえば推しユニはアイナナで、3部まではŹOOĻには良い感情を持っていなかったのですが、ライブ当日までにはすっかりと絆されてしまったタイプのオタクです。(多分私みたいなタイプが一番多いんじゃないかな…?体感ですが)フォロワーさんでŹOOĻファンの方もいたし、一方でŹOOĻのことを受け入れられない人がいるのもわかっていました。なので、ライブでは頑張って声援を送ろうと思ってたんですよね。ステージに立つキャストさんも、きっと不安だろうからと。

まあ杞憂でした。

ŹOOĻのパフォーマンスは素晴らしく、頑張ろうとか意識しなくても、自然と大きな声が出ていました。ゲーム内でŹOOĻが登場して、一気に作品内の空気を変えてトップに登っていく描写があるんですが、ゲームをプレイしてるときは「アイナナもTRIGGERもRe:valeもいるのに一気にそんなに人気が出るものなのかな?」と疑問に感じながらも、まあストーリーの展開上必要だし…と思っていたんですが、このライブで完全に理解した。こういうことだったんか…

そしてこの《理解》には既視感があったんですが、去年の1stライブ。IDOLiSHのセンター・七瀬陸くんには『訴求力』がある、と本編で分析された頃でした。人々に訴えかける力、時として時代の煽動者となる力。……と言われても、実感わかないですよね。まあセンターっていう設定だし、そんなものなのかなあ…とこちらもふんわり思っていたのですが、1stライブで七瀬陸を演じる小野賢章さんの姿を見て、こちらも完全に理解しました。小野賢章さん、おそらくパーソナルな面では七瀬陸くんとは違うタイプだと思うのですが、そこには紛れもなく、超弩級の『訴求力』を有した七瀬陸くんがいました。

ゲーム作品の追体験を、ライブでさせてくれるアイドリッシュセブンというコンテンツ、強すぎる。(追体験っていうより、もっとしっくりする言葉があるような気がするんですが、今は思いつかないのでとりあえずこのままで)ライブ終了後、去年も話題になった池袋に掲示された広告には「WHAT'S NON FICTION?」


2019 WHAT'S NON FICTION

アイドリッシュセブンは現実です。

 

今回のライブでのŹOOĻのパフォーマンスの結果は、こちらを見てもわかると思います。(ツイートはŹOOĻのボーカリストの中の人)

 もちろん、まだŹOOĻに拒否感を持っている人もいるだろうけど、今回で手のひらクルっと返したオタクも多いと思うので、そんな人たちにŹOOĻのファンはドヤ顔でいてほしいですね。あと私は、マイナスからプラスにくるっと手のひら返すオタクのこと好きです。