きらきらEvery(仮)

書き留めたいことを書く

ぼくが見る同人活動の世界。

ここ数日、Twitter上で増田の「神がジャンル移動した話」がバズったり、それに関連して「人間がジャンルをあがる、最後の遠吠え」というエントリが投稿されたりまたバズったりしている。

anond.hatelabo.jp

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今北産業で説明すると、創作活動におけるモチベーションには受け手(読者)からのレスポンスが多大に影響するし、悪意の感想は書き手を殺すという話だ。(だいぶ雑に説明した)Twitterではだいたい、1クールに1回くらいの頻度でこんな内容のツイートなりエントリなりがバズる。

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ここからはただの私の話になる。私も同人活動をしている。今はわりと大きなジャンル(東京開催のオンリーだと800spくらい集まる)にいるけど、その中ではどマイナー寄りのカプで活動している。マイナーカプだからというのも理由の1つにはあると思うが、それ以前に私に画力がなく、漫画の構成力もないので、めちゃくちゃど底辺ドピコ弱小サークルである。なのでお友達や相互フォロワーさん以外からの感想をいただける機会はほぼない。(※お友達やフォロワーさんからの感想めちゃくちゃ嬉しいです!頑張ってなんとか感想言ってくれてるのかな…ってネガ思考になるときもたまにあるけど)全然知らない方から感想頂いたの何年前かな~…。イベントに参加すれば毎回赤字必須(そもそも完売しても印刷費用回収できない頒布価格 なぜなら小数部だから)、特に感想は頂けず、締切は辛い。

でも本を作るのが好きなんですよね。ネームも下書きもペン入れも仕上げも苦手だけど出来上がった本を見るのが好き。下手でぺらぺらの本だけど、この世に1冊推しカプの本を増やせたという満足感もある。なので多分、しばらくこの趣味は続けると思います。

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と、ここで締めたらいい話っぽくはなるのだが、そう思えるのは私があくまでも底辺ドピコ弱小サークルだからなんだろう。貧乏人が金持ちのゴージャスな生活を横目に「地の足のついた素朴な生活も素敵だな。道端の名もなき花も綺麗に咲いているよ」って前向きに行きていくのと一緒だ。

もし私に画力があって構成力があって一定部数を捌けるだけのファンがついていたら、見える景色はぜんぜん違うんだろうな。◯◯さんより画力は高いはずなのになぜあっちは壁でこっちはお誕生日席なんだよ!とか、部数が出ないのは推しカプがマイナーなだけでメジャーカプ描けばあのサークルより売れる!とか、そういうギスギスした感情も増えていくんだろう。読者が増えれば「あでゅさんの描く▲▲は解釈違いも甚だしいんですが?きちんと原作を読んでますか??」という匿名ディスを受けたり、5chのヲチスレに書き込まれたりして疑心暗鬼に陥ったりするんだろうなあ。

そういう世界も見れるものなら見てみたい。まあ見たら今の感覚には戻れなくなるんだろうけど……。

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書き手は感想がなければ死んでしまいます系のバズりを見るたびに思っていたことをとりあえず吐き出してみた。私は感想があれば嬉しいけど、なくてもとりあえず楽しくやっていく。まあもらえるものはもらいたいけど…。

私のど底辺ぷりについては、数イベント続けて頒布数ゼロなどという輝かしい過去もあるので、それについてはまた別の機会に書きます!

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追記。読み返したら現ジャンルのカプをディスってるように見えてしまったので自己弁護。あとわりとメジャーカプでやってたときも相も変わらずど底辺だったので関係ないです!